高齢者生活支援センターの杉本です。
井原市社会福祉協議会芳井支所では、約2か月に1回『片手でできる料理サロン』というサロンを開催しておられます。
脳血管疾患等で、半身に麻痺や拘縮や脱力といった後遺症のある方が参加され、色々工夫しながら料理をするサロンです。
参加者の皆さんのデイサービスやショートステイの利用日の兼ね合いで木曜開催が多く、私は参加ができないことが多い中、今回たまたま金曜日に開催されたのでお邪魔することができました。
お久しぶりの方もいれば初めましての人もいて、程よく初々しい感漂う雰囲気。
今回は参加者のOさんのリクエストにより『筑前煮』を作りました。
そう、筑前煮、ゴボウやレンコンといった硬い根菜が多いメニューを、さていかに調理するのでしょうか。
では、ご覧ください!
女性陣は絶妙や切り口でカットされます。(ちなみに食材固定用にまな板に釘を打ってあるので、ニンジンがグラグラしないんですよ)
さすがにコンニャクはクニャクニャするので押さえが必要ですね(^_^)v
ご覧ください!男性陣、Oさんがレンコンを持つ係、Sさんがピーラーで皮をむく係。見事な連係プレーをに声をかけると、「芳井町協同組合じゃな」とOさんがニヤリとしながら言われ、皆さん大笑い。
ゴボウも協同組合作業が行われたり~
鶏肉の皮が切りにくいとのことで、Oさんがフォークで鶏肉を押さえ、Sさんが切る係。
しっかり炒めて~
皆さんと味見をしながら「もう少ししょうゆを足そう」「ちょっと甘すぎない?」
少々つゆだくですが、コトコト煮て味を染み込ませます(^O^)
皆さんで試食して「干ししいたけの戻し汁のだしが効いてて美味しいなぁ」「冷めたら大根に味が染みてもっと美味しくなるだろうね」等、色々な声が聞けました。
皆さんはお土産に容器に詰めてお持ち帰りいただきます。「今晩のおかずの1品になるなぁ」と大満足(^_^)v
お1人暮らしだったり、ご夫婦2人暮らしのご高齢者だと毎日食事作りをするのは大変で配食弁当を取られる方もおられますよね。やはり自分で作った出来立ての食事、美味しさが違いましたね。皆さんの表情と声からも、充分伝わりました。
次回は3月にちらし寿司作りを予定しております。木曜日でなければ参加させていただくつもりです。
楽しい時間をありがとうございました。
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