はい、高齢者生活支援センターの杉本です。
前に書いた「遊んでるんじゃないんですよ」ですが、ワタクシ杉本が作り上げた○・△・□のカードと言いますかメンコと言いますか・・・。
あれを使ったレクリエーションがどうだったのか、ご報告させていただきましょう(^O^)

時は12月19日、戦いの火蓋が切って落とされたのは、井原町にあります『とまとさん家』
そこで繰り広げられる『認知症予防プラチナサロン“とまと”』
杉本は名づけて「色々オセロ神経衰弱ゲーム」を颯爽と小脇に抱え、敵陣!?に乗り込みました。
約20名の有閑マダム達に趣旨を説明し、ついでに「いろんなサロンで使えるように5セット合計1350個作りました」と高らかに宣言!
マダム達のあっけにとられる姿をよそに、ほくそ笑む杉本(カンペキ自己満足です(;一_一) )

・・・というわけで、皆さんにまずは白い面を上にしてテーブルに広げていただきました。各チーム9色の○・△・□が各10個の計270個です。
「試にやってみましょう。赤色の丸を探してください」
dsc_0009dsc_0010dsc_0012
「あ~、見つからんわぁ」「小さいから意外にめくりにくいわぁ」という声。
とりあえず90個の○から10個の赤○を探すので、そんなに多くの時間は要しませんでした。
「では本番です!黒の○と赤の△と黄色の□を探してください!!」と2回連呼。
「え~、赤はなんだった?」「△は黄色よね?」とあっちこっちで声がこだまし、「私は○を探すからあなたは△を探して!」と参戦会議が行われたり、「あ~、めくってもめくっても見つからん」「だんだん何色を探すのか分からんなる」と、みなさんテンヤワンヤ。
神経衰弱の要素で目的の色ではなかったらその都度伏せてもらっていたのですが、どうにもこうにも見つからない。自分は1回めくって違ったら気を付けてめくらないようにするものの、同じチームの人がめくって、を繰り返してしまう状態。
今回は初回なのでルールを緩和し、めくったままにしても良し。全部目的の形と色の計30個を見つけられたら、残りの違うものは白い面に戻す、というルールにしてみました。
「これなら簡単だわ~」というマダム達の声。
ニヤリとするワタクシ杉本。なぜなら、実はどんどん色だらけになると、○・△・□のどれがどの色かこんがらがってしまっちゃうんですよね(@_@)
dsc_0011「あれ?何色を見つけるんだったかな?」「色がありすぎて訳が分からんなる~」
そうなんです、例えば「黒の○」と意識して○だけをめくれば見つけられるものの、手当たり次第めくって「黒の○」「赤の△」「黄色の□」を偶然見つけ出す方が大変なんですよね。だって途中で「黒の△」やら「黄色の○」やら「赤の□」など色は合っていても形が違うものに遭遇する確率が格段に上がるわけで・・・。そうなると自分が捜していたものが何だったのか迷ってしまうのです。
「みなさ~ん、今脳がすごく活性化していますよ~(^O^)」と応援しながら、高みの見物に興じた杉本なのでした。
1回戦が終わり、2回戦。
「ピンクの○と黄緑の△とオレンジの□を探してください」で勝負スタート!
「え?前の色と迷うわ」「「黄緑は△よ、オレンジは□!」あっちもこっちも大賑わい。
2回戦し、「面白かった~」「またやりたいわ~」等の声を頂戴し、レクは終了。
皆さんの笑顔と声に、こちらまで嬉しくなりました。

というわけで、ワタクシ杉本の努力は無事報われました。また別のサロン等でも提供していきたいと思います(^_^)v