高齢者生活支援センターの杉本です。
祝日を除く毎週木曜日の午後に行っている認知症カフェ『笑む・かふぇ』のご報告を。
15日の木曜日は我がみずきデイサービスから高岡さんという職員に講師をしていただきました。アロマオイルを入れたバスボール作りを皆さんと一緒にしました。
お風呂に対するこだわりがあり、しかもアロマに力を入れているみずきデイサービスセンターの職員が考えた「バスボール作り」をご紹介します。
まずは高岡さんにアロマオイルの効能を説明したいただきました。選ぶオイルによって、「安眠」を促したり「冷え性」に効果があったり・・・。
ワタクシ杉本はもちろん「ダイエット」です(^_^;)
「私は眠前薬を飲んでも寝られないことがあるから、安眠がええかなぁ」「私は手足が冷えるから、冷えに効果があるのがええなぁ」等々皆さんが話をしながら選んでいる間に、私と高岡さんは粉を袋に測り入れる作業。
重曹:クエン酸:片栗粉(もしくはコーンスターチ)を2:1:1の割合で入れていきます。そこからが本番です。
水を入れたスプレーボトルで1回に3プッシュくらいの水を粉に吹きかけて、袋の上からモミモミ混ぜ合わせます。
細かいミストでないといけないので、化粧水を入れるようなタイプのスプレーボトルを準備しました。3プッシュくらいずつというのがポイントです。
1度に沢山の水を入れてしまうと粉が反応してシュワシュワ~っと発泡してしまうのです。
少しずつ少しずつシュッシュシュッシュしては、モミモミ混ぜ混ぜ。
アロマオイルを5~6滴入れ、今回は食用色素(いわゆる食紅ですね)を入れ、さらにモミ混ぜ。
サラサラだった粉が握るとギュッと固まるくらいの水分を含んだら、今度は型に入れます。
高岡さんが「ハート型が1番入れやすいですよ」と勧めてくれたので、皆さんラップを敷いた型に粉をギュッと詰め込みました。
それからテーブルの上を片づけたり、コーヒーの準備をしたり・・・。
本当は一晩じっくり型に入れたまま固めたら良いのですが、みなさん待ちきれないお子さんではないので、ある程度固まったところで型から抜きました。
ちなみに左側の丸なんだか何かわからないのがワタクシ杉本の作品です。一応花型なのですが…。
少し残った粉を団子状にしたものを、高岡さんがお湯を入れたタライに入れて発泡するところも見せて下さいました。
シュワシュワ~となりながら、部屋にアロマオイルの香りがふんわり漂い、片栗粉のおかげで少しとろみのある柔らかいお湯に変身。
「わぁ~、ええ匂い。入れるのが楽しみじゃわぁ」という声を頂戴しました。
皆さんがお風呂を楽しんでは言ってくださるかと思うと、私も嬉しくなりました。