詳しくはお話しできないけれど、実は満身創痍な高齢者生活支援センターの杉本です。
一難去ってまた一難、とはよく言ったもんです。
ホントにもう、ブツブツ(-_-) 自分のこととは言え、もぅ・・・ブツブツ(-_-)
さてさて、8月はちょうどお盆だったということでお休みさせていただいた認知症カフェ『ラスパ 笑む・かふぇ』
今回はゲストに大塚製薬からMさんに来ていただき、『熱中症・脱水症について』と題して御講話いただきました。
そう、大塚製薬さんと言えば、ポカリだったりが有名な会社ですね。医療や福祉系のお仕事に従事されている方なら『OS-1』という商品をご存知の方が多いと思いますが、所ジョージさんがCMをされている、あのOS-1を作っておられるのが大塚製薬さんなのです。
大企業の方が、小さな認知症カフェに講話に来てくださるなんて!とビックリですが、大企業さんもやはり近年の猛暑による脱水や熱中症患者の多さを危惧し、企業として脱水対策の啓発・注意喚起していこうということで研修会を開催して下さるのです。
ということで、先月は笑む・かふぇ、今月はラスパ 笑む・かふぇで講話していただきました。
脱水=水分摂取、は当然ですが、ただやみくもに水を飲めば良いのではないんです。
人間の体というものは、体液の濃度が一定になることが大切なんです。脱水予防に、と例えば真水やお茶をガブガブ飲むと、体の中の水分と塩分のバランスが崩れ体液が薄くなってしまいます。そうすると体は対液が薄まるのを防ぐために水分を尿や汗などにして体から排出してしまうので脱水から回復できないんです。
そこで重要なのが、塩分の入った飲料。特に脱水の時は経口補水液という飲料が体内で水分の吸収を効率的にしてくれるバランスの良い飲料となります。
・・・といったお話を約1時間して下さり、みなさん熱心に聞いてくださいました。今年は思ったより涼しくなるのが早かったような・・・と思うのは私だけ?
涼しくなったから脱水は関係ない、ということはありません。これから寒くなると暖房を使用しますよね。暖房を使用することにより乾燥したり、トイレが近くなるからと水分を控えがちになったり・・・。また風邪などの病気による発熱や下痢・嘔吐などで脱水状態になる危険性はあります。
皆さんにも脱水への意識が高まったように思える講話でした。
大塚製薬Mさん、ありがとうございました。
それから、いつものように脳トレにもしっかり取り組んでいただきました!
「ここでためになる話も聞けて、脳トレもさせてもらえるし、美味しいコーヒーも飲めるからええわぁ」というお言葉にありがたい限りです。
楽しい時間、ありがとうございました!