高齢者生活支援センターの杉本です。
9月24日、井原市地域包括支援センター主催の「介護予防講演会」に参加しました。
以前もみずき便りで紹介させていただきましたが、市民に広く認知症カフェの存在とその意義を広めることを目的として、市内の認知症カフェを紹介するブースを設置し、聴講者に周知することになった、とのことでパネル紹介をさせていただけることになりました。
当日の参加者は300名程度!
そんな大勢の方に笑む・かふぇを知っていただける機会なんて、またとないチャンスです。セッセと模造紙に切り貼りしましたが、液体のりは乾くとシワシワになってしまいましたが、出来はいかがでしょうか。
廊下の反対側にはソファもあるので、廊下のスペースは広々しているとは言い難く、皆さんが足を止めてじっくり見る、というのは少々難しかったのですが、それでもカフェのチラシを手に取り足を止めて下さる人もおられました。
きのこエスポアール認知症疾患医療センターの副センター長でいらっしゃる藤川先生による「認知症の知識と関わり方」~認知症になっても地域で楽しく暮らすには~ と題した講演会では、「65歳以上のご夫婦が2組いたら、そのうちの1人は認知症または認知症予備軍といえます」という説明をされたところ、会場にどよめきが起こりました。先生の説明を聞くと、いかに認知症が身近な病気かということが分かりますね。
他にはきのこエスポアール病院の作業療法士さんによる「地域でいつまでも元気で暮らすために」~楽しく脳トレ、筋トレしよう!~と題した講話と実技が行われました。
例えば指を指揮棒に見立て、左手は上下に下げる二拍子、右手は三角を作る三拍子、それを同時に行う、という脳トレであったり…と、私が地域のサロンで行う上で参考になるものを多く教えていただくことができました。
認知症は決して特別な病気ではなく、誰でもなり得る病気です。偏見や誤った情報に惑わされず、「認知症になっても楽しく暮らすために」皆さんも、正しい情報を得ていただけたら、と思います。
全国各地で『認知症カフェ』ができてきています。「認知症は自分には関係ない」と思わず、とりあえずコーヒーでも飲みに行ってみようか、というくらいの気軽な気持ちでカフェに行って、正しい情報などを知る機会を持っていただけたら良いと思います。
当『笑む・かふぇ』も認知症について知る機会を提供したり、認知症になることを少しでも先延ばしできるように、と脳トレに励んだり、認知症予防に効果のある「笑う」ことに重きを置いて、参加者の皆さんに楽しんでいただけるようなレクリエーションを提供させていただいております。
ぜひぜひ、お越しください。