高齢者生活支援センターの杉本です。
ちょっと用事がありヘルパーさんの事務所へ伺うと、2名のヘルパーさんがパソコンの前に並んで画面とにらめっこしていました。
画面にはかの有名な『クック○ッド』のホームページが出ており、何やら美味しそうレシピが・・・。
話を聞くと、毎月行われるヘルパー会議時に併せて行われる勉強会の今月テーマが調理実習だそうです。
みずきヘルパーステーションでは、例年この時期に調理実習を行っております。というのも、これから暑くなり心配になる食中毒に対して、日頃ご利用者の自宅で調理をすることが多いヘルパーが職員間で、食品衛生について再確認することと、暑くなることにより食欲低下しやすい御利用者に、美味しく食べていただける物を考える、という目的があり大体この時期にするのがみずきヘルパーステーションの長年の習わしとなっています。
ヘルパーは限られた時間で、その日御利用者のお宅にある食材で料理することが多いので、食材が限られることもあります。(中には食材の買い物をさせていただく御利用者もおられます。)
そんな中、栄養のバランスを考え、「少しでも楽しく美味しく!」食べていただく工夫をするのがヘルパーの腕の見せ所。
ということで、クック○ッドにお世話になることもあります。
今月の調理実習では、調理で訪問させていただくご利用者宅にだいたい共通してある食材を思い浮かべながらメニューを考えたようです。
「ヘルパーは調理があるからなぁ・・・」と業務に抵抗感を示される方もおられるは事実です。でも、「この前あんたが作ってくれたのが美味しかった」って言っていただけた時は嬉しいですし、もっと喜んでもらえるように美味しい物を作ろう!と励みになりますよ。
私もかつてヘルパー業務にしっかりがっつり従事していた時は、調理はなぁ・・・と思っていました。味付けは好みがありますし、食材の切り方1つにもこだわりがある方もおられますので。
でもご利用者が残さず食べて下さり、「また食べたい」と言って下さると、俄然やる気が出たものです。
今月のヘルパー会議の様子は、また後日報告します。