高齢者生活支援センターの杉本です。
日頃交代勤務をしている職員は、外部研修に行く機会を確保するのが正直簡単ではありません。(資格取得に関しては、それでもずいぶん融通を利かせてもらえるのですが…)
今回資格取得に関係する研修ではありませんが、社会人として知っておいて損はない、いやむしろ知っておくべき『ビジネスマナー』について学ぶ機会がありました。
株式会社ツクイさんによるビジネスマナー研修を、法人本部で行っていただけることになり10月29日に受けさせていただきました。
講師の中川先生によるマナー研修は18時開始。通常業務終了後の職員だけでなく、公休の中研修を受ける職員もいて、総勢50名以上の職員が研修を受けました。
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これを読み、福祉業界でビジネスマナー?と思われた方もいるかもしれません。
ではでは、考えてみて下さい。介護技術が高くても言葉使いがなっていない職員だと、決して良い印象は持たれませんよね。
先生のお話によると、全国にあるコンビニエンスストアの数よりもデイサービスの数の方が多いとか!
選ばれる施設・事業所になるためにも、私たちは介護技術や知識の取得・向上だけではなく、社会人としてのマナーを改めて学ぶ必要があるというのもうなずけます。

ビジネスマナーが欠如すると… 
1.職場での信用・信頼が低下する(ご利用者・ご家族・職員)
2.本業への悪影響
確かにそうですよね。失礼な言動をする職員には仕事を任せられないし、ご利用者も介護してほしいとは思われないですよね。

さてさて研修が進む中…、避けては通れない『言葉づかい』
日本語とは本当に難しいなぁ、私は思いました。「尊敬語」「謙譲語」「丁寧語」皆さんは使い分けられますか??
20の例文を、相手に失礼のない適切な言い方に修正してください、という敬語の理解力・実践力チェックシートというものがありまして、10分かけて挑戦しました。

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例えば「あなたの名前は何と言いますか?」
う~ん、ぶしつけな言い方ですね。正解の例は、「お客様のお名前は何とおっしゃいますか?」「失礼ですが、どちら様でいらっしゃいますか?」
“とりあえず謝っておけば大丈夫だろう”的な考えのワタクシ、ひたすら「申し訳ございません」を文章の最初に入れてみては頭の中で土下座している絵文字が浮かんでいました。

言葉使いのマナーの次は、来客対応です。
ではでは、次回に続く・・・。